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GXS/韓国のGDSNデータプールプロジェクトに参加

2006年06月29日/未分類

米GXS, Inc. (米国メリーランド州、以下:GXS)と韓国eビジネス協会(Korea eBusiness Association 以下:KOEB)は6月27日、韓国のGDSN1対応データプール2の流通標準として、GXSの「GXS Data Pool Manager (DPM)」を採用すると発表した。

「韓国GDSNデータプールプロジェクト」として、2007年1月から試験運用を始める。

KOEBに参加する韓国の小売業者、製造業者および納入業者(約22,000社)は、商品情報の同期化や価格情報、販促情報の共有を、世界中の取引先と相互に進められるようになる。なお本プロジェクトは韓国流通物流振興院(以下:GS1 Korea)の協力を得て進められる。

「GXS Data Pool Manager (DPM)」の採用により、韓国のデータプールはGDSNやGS1 Global RegistryTM 3との相互運用が可能となります。データプールの参加企業はEAN.UCC標準4の商品情報を活用できるため、参加企業どうしの取引において、在庫管理や棚管理の効率化、物流コストの削減が実現する。

KOEBは韓国において40ヶ所もの企業間電子商取引市場を管理し、GS1 Koreaの会員数は約22,000社にのぼる。取引データはGDSN対応データプールに集約され、国外との企業間取引を促し、KOEBの重要なミッションの1つである韓国の製造業者のグローバルでの競争力強化にも寄与する。

GS1 Koreaは現在、現地の商品情報管理システムとして「KorEANnet」を運用し、4,000社以上の小売業者、納入業者から成る会員企業をとりまとめ、KorEANnetの主な会員企業は、韓国GDSNデータプールプロジェクトにおける実証実験にも参加する予定。

GS1認定により韓国のデータプールにおける商品情報の精度はさらに向上し、企業間の協業が大幅に促進され、RFIDのような新しい技術の採用も進むものと期待される。さらに、韓国の企業にとって、国外の企業との取引がより効率的になり、商品情報へのアクセスや活用も今まで以上に容易になる。

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