P&Gは7月1日、店頭での消費者満足の向上を目指し、卸売業との協働を通じ小売店支援体制を強化する「ゴールデンストア・プログラム」を導入する。
「ゴールデンストア・プログラム」は、これまでP&G製品の情報提供や販売促進プランの提案などが充分ではなかった小売店において、より高い店頭満足を実現することを目的としたP&Gと卸売業の協働プログラム。
このプログラムでは、P&Gが直接支援するよりも卸売業ならではのきめ細かい支援を活用した方が消費者満足を提供できる小売店をゴールデンストアと位置づけ、P&Gと卸売業それぞれの強みを活かす役割に焦点を置き、効率的かつ効果的な小売店支援体制を構築する。
P&Gと卸売業はゴールデンストアおけるビジネス目標および販売促進プランを定期的に策定する。卸売業は、P&G製品の情報提供から販売促進プランの提案まで、小売店を支援する役割を担う。P&Gは、卸売業の小売店支援機能を強化するプログラムや消費者理解に基づいた店頭プランを提供する。
P&Gは、これまで店頭での消費者価値の向上を目的とし、製配販協働を進めてきたが、小売店によっては、P&Gの支援が充分ではないところもあり、ここでの支援を強化することで、ビジネスを伸長できる機会が残されていた。
7月より導入するゴールデンストア・プログラムは、ゴールデンストア支援においてP&Gと卸売業のそれぞれの強みに基づいた役割、協働プロセスへと見直し、P&Gと卸売業全体として効率的で、効果的な小売店支援体制を構築することで店頭での消費者満足の向上を図るプログラム。
P&Gは、このプログラムの導入により、長期的には業界自体の価値.高めることができると考えている。
なお、ゴールデンストア・プログラム対象力テゴリーは、日用雑貨製品(ファブリック&ホームケア製品、紙関連製品、ヘアケア製品、薬用石鹸、ペット・フード)。
