フェデックス・オフィス(旧FedEx Kinko’s)は、キヤノンの米国現地法人であるキヤノンUSAとHPとの間で提携契約を結んだと発表した。
フェデックスが両社のプリント技術を利用して、コピー、書類の仕上げ加工、ダイレクトメールといったリテール・プリンティング(小売印刷)サービスを強化するのが目的。
契約に伴い、フェデックスは5月以降、米国とカナダ国内にある1800カ所以上のサービス拠点に、キヤノンとHP合わせて1万2000台以上の次世代型プリント機器を新たに導入する。
プリント機器は、12カ月間を費やしてインストールする計画。フェデックス・オフィスのブライアン・フィリップス社長兼CEOは「印刷サービスに対する顧客の要求は大きく変化してきている。当社のサービスやネットワークを最大限に生かせる提携相手として、高いブランド力や、顧客本位の技術革新の歴史を持つキヤノンとHPを選んだ」としている。