フェデックス・コーポレーションが発表した今年第1四半期(6‐8月)連結決算は、収入が前年同期比8%増の99億7000万ドル、営業利益が同23%減の6億3000万ドル、純益が22%減の3億8400万ドルとなった。同社は減益の理由として、弱含みの世界経済、燃料高騰と燃料サーチャージなどを挙げている。
同社の希薄化後1株当たり利益は、前年同期の1.58ドルから1.23ドルに減少した。第2四半期は1.40-1.60ドルに持ち直すと予測している。
主なグループ部門別にみると、主力の「フェデックス・エクスプレス」の収入は9%増の64億2000万ドル、営業利益は34%減の3億4500万ドル、「フェデックス・グラウンド」の収入は9%増の17億6000万ドル、営業利益は3%増の1億9600万ドル、「フェデックス・フレート」の収入は10%増の13億5000万ドル、営業利益は15%減の8900万ドルだった。
また、フェデックスは、来年1月5日付の運賃値上げも発表した。値上げ幅は米国内および米国発輸出貨物で平均6.9%。(翻訳)