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アスクル/仙台に物流施設をプロロジスで整備

2006年07月05日/物流施設

プロロジスは、アスクル(株)の専用大型物流施設「プロロジスパーク仙台」(宮城県仙台市宮城野区内)の開発に着手した。

施設は、ことし4月6日に既に着工しており、竣工は2007年1月末(予定)。竣工後は、アスクルへ長期間賃貸される。

「プロロジスパーク仙台」は、プロロジスにとって東北エリアで2棟目で、アスクル専用は、「プロロジスパーク東海」、現在開発中の「プロロジスパーク舞洲1(ワン)」に次いで3施設目。

プロロジスは、施設の竣工後、管理・運営を通じて、東北エリアにおけるアスクルの物流戦略の進化および顧客サービスの更なる向上と充実をサポートする。同時に、両社は同施設を通じて、新たな雇用の促進、物流システムの発展や効率化など仙台市ならびに周辺地域の経済活性化に貢献していく。

「プロロジスパーク仙台」は、敷地面積19,282㎡(約5,833坪)、延床面積39,440㎡(約11,930坪)、地上4階建の大型物流センターとして、「プロロジスパーク東海」そして「プロロジスパーク舞洲1」開発で得た経験を生かし、アスクルの最先端の物流システム構築ノウハウとプロロジスが持つ先進の物流施設開発力を駆使し設計する。

施設は、仙台港から約5分、仙台市中心街から11km、宮城県道10号塩釜亘理線沿いにあり、三陸自動車道仙台港北インターチェンジへ至近の場所に立地している。

同地域は、仙台港、仙台空港へのアクセスにも優れ、北海道そして東北地域の交通の要衝と内陸部を結ぶ物資流通の中心的な役割を担っており、物流中継地として、北そして東日本をカバーできる国内物流の戦略的拠点として高い立地優位性を有している。

特徴として、1階部分東西の両面に高床式トラックバースを設置し、シームレスで迅速な作業が可能なスルー型設計とし、地上から3階部分に直接大型車両がアクセスできるスロープ(車路)によって、1階と3階部分のトラックバースを荷物や用途によって使い分けることができるため、荷役作業の高効率化を実現できる。

3階トラックバースに面する車路を屋内に設置し、冬季における風雪の吹き込みなどを防ぐことができるなど全天候対応の設計となっている。1階トラックバースには合計26台、3階には6台以上の大型車両が接車でき、敷地内に、普通乗用車53台分の駐車場なども確保される。

その他、高いセキュリティ機能、最新のオフィススペースを設置し、休憩スペースなどアメニティ施設も併設する予定。また、敷地外周フェンスの緑化なども検討する。

「プロロジスパーク仙台」概要
名称:プロロジスパーク仙台
所在地:宮城県宮城野区中野字下子袋田22-4他
敷地面積19,282m2(約5,833坪)
延床面積39,440m2(約11,931坪)
構造:鉄骨造(1、2階鉄骨鉄筋コンクリート造)
地上4階建
着工時期2006年4月6日
竣工時期2007年1月末予定

問合せ
プロロジス
Tel.03-6215-8480
inquiry@prologis.co.jp

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