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フレームワークス/平成18年5月期、4億2700万円損失見込み

2006年07月05日/未分類

(株)フレームワークスは、平成18年5月期の業績予想を前回予想よりも連結売上高40.3%減の2,115百万円に大幅修正した。

これは、大型のライセンス供与および継続的なシステム開発を伴う案件複数件について今期中に計上できないことが主な要因で、いずれも自社開発ソフトウェアである物流センター管理システムの導入に関して、プロジェクト開始時期に大型のライセンス供与を伴うもの。

これらは、事業規模と比べると売上面・利益面ともに非常に大きく寄与する案件であったが、契約交渉の調整状況に若干の遅れが生じ、次期への確実な契約成立へとずれ込む結果となった。

なお、これら大型案件のうち1件は、次期第1四半期に契約成立・売上計上となる見込み。また、残りの案件は未だ時期等に若干の調整が生じておりますが、次期中に契約成立するものと見込んでいる。

最近の業績状況は、数年間にわたり継続して売上高の多くを占め、業績に大きな影響を与えていた大型のシステム開発案件(顧客企業の要件により、大規模なシステムの修正・追加・開発を伴う案件)が前期から端境期を迎えており、売上高が大きく落ち込んでいる状況にあった。

このような状況を踏まえ、前期より新規顧客の開拓に一貫して取り組み、足下の状況としては新規顧客の見込み案件数が増加しており、新規の大型案件も複数件が契約交渉に至った。

しかし、契約交渉の調整状況に遅れが生じたため、今期での計上には至らず、業績に多大な影響を与えることとなった。

連結業績は、個別業績の影響が主な要因として、売上高が大きく減少する見込みとなり、今回グループ子会社の(株)シーエスシステムズにおいて、電子カルテを中心とした医療情報事業が伸び悩んだことも影響している。

これら売上高の大幅な減少を主な要因として、損失計上の見込みとなり、連結業績では、経常利益が671百万円の損失、当期純利益が427百万円の損失と個別業績より損失が拡大する見込みとなった。これは、主に連結調整勘定償却額63百万円によるもの。

今後の業績予想ついて
現在の事業規模と比べて1案件の影響が大きく、特に大型案件の動向によっては業績が大きく変動してしまう状況にあり、このような状況を勘案し、前期より新規顧客の開拓に一貫して取り組み、多案件型で業績変動の少ない収益構造を目指した。

今後の業績予想の作成は、契約交渉における成約確度・成約時期・業績変動のリスク等を十分に考慮した上で業績予想に織り込むとともに、その残存するリスクの適時適切な情報開示に努め、業績予想の計画性、実行性および予想数値との乖離リスクを継続的に確認・検討し、適切な見直しを行っていくとしている。

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