ＳＧホールディングス（株）は、マレーシアの物流企業であるメガ・グループ（Mega Logistics Holdings（M）Sdn．Bhd．）傘下のフォワーディング会社AOL Logistics Sdn．Bhd．に資本参加することを決定し、8月1日より「佐川急便マレーシア（株）」として国際フォワーディングを主体とする事業を開始した。
マレーシアは、家電メーカーをはじめとする多数の日系製造業企業がいち早く進出した国であり、2005年の輸出額は1,409億4,938万ドルに上るなど、輸出型ビジネスを中心にASEANの生産拠点として位置づけられている。
同社はASEAN地域において、シンガポール・ベトナム・フィリピン・タイ・インドネシアに現地法人を設立しており、マレーシア現地法人の開設によって、ASEAN加盟主要国の拠点配備を完了した。
今後は、シンガポールをはじめ既存の各国現地法人との連携をさらに強化し、ASEAN地域と東アジア（日本）・北米・欧州向けの貨物の取り扱いを拡充していく。
マレーシア現地法人概要
会社名：佐川急便マレーシア（株）
営業開始日：2006年8月1日
予定持株比率：65％（佐川急便アジアが出資）
資本金（増資後）：RM1,600,000（約50百万円）
所在地：マレーシアセランゴール州シャーラム（クアラルンプール近郊）
従業員：20名（新体制）
事業内容：航空・海上国際フォワーディング事業、通関事業と関連事業
