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日置電機/基幹システム全面刷新

2006年08月24日/未分類

日置電機(株)は、製造から販売までの全体最適を目的として、生産管理・販売管理・原価管理を統合した新基幹システムの運用をことし1月から開始し、このほど一定の効果を確認した。

本システムは、各拠点の営業情報をダイレクトに生産現場に伝えることにより、生産計画の即時変更などダイナミックな生産体制の実現を目指したものです。稼働以降、お客様の希望納期に最短リードタイムで応え、納期遵守率98%以上を維持している。

システムは、同社と富士通(株)、(株)富士通長野システムエンジニアリングが共同で構築しました。

日置電機では、多品種少量生産で世界一の工場を目指して2001年から生産革新活動を推進する中で、多能工化・小ロット化などお客様ニーズに柔軟に対応できる生産体制の確立や在庫に頼らないリードタイムの短縮などにより、付加価値生産性の向上に取り組んできた。

システムの刷新は、お客様サービス向上とともに生産性向上を目指したもので、販売業務の効率化、情報の一元化や生産計画立案の1日単位への短縮などにより、変種変量生産への対応を可能とし、お客様が「欲しい時」に「欲しい機能」の商品を提供できる体制を整えた。

なお、本システムでは、メインフレームで運用していた生産管理・販売管理・原価管理の各システムを、Windowsサーバ上で統合した。

システムの評価
本システム運用から6カ月時点で、以下の効果を確認した。
1.納期遵守率:98%以上
2.月次決算確定:翌稼動日10時
3.付加価値生産性:10%アップ
4.作業効率化:年間12,000時間削減(見込み)
5.ペーパーレス化:年間60万枚削減(見込み)
6.在庫回転率:10%短縮

問い合わせ
日置電機(株)情報システム課
電話0268-28-0555

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