日本水産（株）は、冷蔵倉庫事業と100％子会社である東部冷蔵食品（株）、西部冷蔵食品（株）の組織再編を行う方針を決めた。
グループ中期経営計画「新ＴＧＬ計画（2006年4月1日から2012年3月31日）」の基本戦略「基幹事業の収益力向上」と、主要戦略「グループ経営戦略における※シナジーとレバレッジ」の具体的施策の一つとして、グループ内の冷蔵倉庫事業を対象とした組織再編を行う。
このことにより、グループ内冷蔵倉庫事業の統合・一元化を行い、各社が持つ機能・ノウハウの効率的活用を可能とし、ローコストオペレーションを実現することで競争力を高め、地域顧客の掘り起こしや、広域顧客の獲得による事業収益の拡大と安定化を目指す。
組織再編の内容は、東部冷蔵食品を存続会社とし、東部冷蔵食品と西部冷蔵食品の合併を行うとともに、東部冷蔵食品を承継会社とし、日本水産冷蔵倉庫事業部門の会社分割を行う。
合併と会社分割承継に伴い、東部冷蔵食品（株）が発行する株式は、全て親会社である日本水産に割り当てる。合併期日と会社分割期日は平成19年4月1日。
