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西友/在庫管理と値替管理により差益率のさらなる改善

2006年08月24日/SCM・経営

(株)西友は、平成18年12月期中間決算短信(連結)の会社の対処すべき課題で、テルゾン(店舗発注端末)の活用や自動補充システムの拡大などにより品切れや店舗在庫の削減を進めるとともに、地域のお客様のライフスタイルに合わせた品揃えの拡充や営業時間の拡大、お買い物しやすい買物環境を実現するためのクリーンアップや既存店の改装、季節行事に合わせたイベントの開催など、店舗の活性化を図り、売上の拡大を図るとしている。

なた、首都圏の物流機能の集約にむけた「三郷物流センター」は取引先の協力も得て、計画通り2006年8月中旬に稼動開始した。本センターは、ウォルマート社の優れたシステムやノウハウを取り入れた最新型の物流センターであり、常温、冷蔵、冷凍の温度帯の商品を1箇所で取り扱うこととなる。

8月10日に加工食品の取扱を開始した後、順次店舗と取扱商品の拡大を行い、並行して店舗、お取引先様の声などを参考に運用面の改善を進め、当期中には首都圏63店舗に対し、生鮮を含めた商品の供給を開始する予定としている。

通期の見通しでは、当期の重点施策として取り組んだ既存店の改装・新物流センター稼動に向けた準備活動、営業機会の拡大などは計画通り順調に進んでいくという。

下期は、これら重点施策に引き続き取り組むとともに、在庫管理と値替管理により差益率のさらなる改善を進め、コスト削減もこれまで以上に徹底し、通期の連結見通しは、売上高9,660億円、経常利益0億円、当期純損失545億円を見込んでいる。

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