SAS Institute Japan（株）は9月1日、代表取締役社長に吉田仁志氏が就任した。
就任にあたり、吉田社長は、「いまや先進的企業にとって、迅速な意思決定を支援するための情報収集とその高度な活用手段は不可欠となっています。SASは、お客様がインテリジェントに事業を行ない、競合に打ち勝ち、大きな成功と成長を遂げてゆくお手伝いをさせて頂く企業です。SASが引き続きお客様にとって重要なパートナーであり続けるために、努力を惜しまない所存です」と述べている。
吉田は、1961年7月生まれ、神奈川県出身。83年に伊藤忠商事（株）へ入社、伊藤忠商事ニューヨーク・オフィスでIT部門の立ち上げなどに貢献した。その後、米ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズへ入社し、その日本法人であるケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ（株）を開設させ、同社の代表取締役社長に就任。2001年より、ノベル（株）代表取締役社長と米ノベル社上級副社長を兼任していた。
米タフツ大学にてコンピュータ・サイエンスと音楽を専攻（Bachelorof Science）し、米スタンフォード大学大学院コンピュータ・サイエンス研究科より修士号（Masterof Science）、米ハーバード大学ビジネススクールより経営修士号（MBA）を取得している。
SAS Institute Japan代表取締役社長を兼務していたSAS Internationalアジア太平洋地域副社長フィリップ・ベニアックは、9月1日付にてSAS Institute Japan代表取締役社長の責を離れ、引き続き、SAS Internationalアジア太平洋地域副社長として、同地域における事業を主導する。
