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IDC Japan/2006年国内ERP市場、8,477億円

2007年07月10日/IT・機器

IDC Japan(株)は、2006年の国内ERP市場規模実績と2011年までの市場規模予測を発表した。

これによると、2006年の国内ERPソリューション市場規模は8,477億円で、前年比4.8%のプラス成長した。2006年~2011年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)5.2%で成長し、2011年には1兆911億円に達する見込み。

2006年の国内ERPソリューション市場は、2000年問題に対応して導入されたERPパッケージのリプレイスがピークを迎えたことが市場拡大に影響した。同市場のセグメント別内訳は、ソフトウェア市場が2,064億円、サービス市場が5,350億円、その他市場が1,062億円となっており、前年比ではそれぞれ4.5%、5.8%、0.5%の伸長となっている。

ERPソリューションの顧客企業の構成比は、高い項目から「製造業」、「流通業」、「運輸/サービス業」の順。長い間、製造業が中心となって市場を牽引してきたが、2005年後半から流通業やサービス業におけるERPソリューションの導入が活況を呈している。

2006年のユーザー企業の傾向として、ERP導入の際、財務会計機能と合わせて、それまで自社開発型システムを運用していた生産管理や販売管理といったオペレーショナルな領域においても、ERPソリューションを導入しようとする動きが活発。

今後、EPRソリューションは、ERPパッケージのSOA実装によって、財務会計、人事給与、注文(販売)管理、生産管理、購買管理などの業務アプリケーションのサブプロセスレベルで、企業の様々な業務プロセスに応じて自由な連携が可能になるとIDC Japanではみている。

IDC Japan(株)
セールス
Tel03-3556-4761
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http://www.idcjapan.co.jp

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