（株）マルイチ産商は10月1日、組織変更を行い、これまで全社プロジェクト等で進めてきた中期及び単年度の課題について、あらためて強化すべき機能・テーマごとにタスクフォース（既存組織の枠を超えて課題解決の為に設置する期間限定の特別組織）を組成し、トップマネジメント陣頭指揮を含めて担当役員を明確にした上で、成長のための「基盤整備」と「仕込み」の施策実行のスピードア
ップを図る。
また、顧客基点のソリューション型営業の徹底に向け、成長エリアと位置付ける首都圏・中京圏エリアにおける営業部門の再編と、現在進めている情報システム再構築の前提となる業務設計への取り組み強化のための組織再編を行う。
中期経営計画推進のスピードアップを図るため、以下のタスクフォースを設置する。
（期限:中期経営計画期間終了時一平成20年3月末目まで）
①水産生鮮アライアンス推進タスクフォース
②受発注ロジIT標準化タスクフォース
③コードセンタータスクフォース
④シェアードサービスセンタータスクフォース
⑤全社内部統制推進タスクフォース
5つのタスクフォースの組成により、同社グループの成長収益事業である水産事業において、生鮮を基軸とした顧客基点のSCM構築のために、産地、メーカー、中間流通事業者等との機能別アライアンスを具体的に推進する。
このアライアンス推進するための、現行の受発注システム、ロジスティクスの抜本的見直しによる標準化と機能強化を図るとともに、その基盤となる水産生鮮を始めとしたフルライン商品のコード体系、管理等の標準化により機能及び機動力の強化を図る。
また、本社における機能効率化と専門性高度化を追求し、小さな本社とシェアードサービスセンター化の実現について検討する。
これまで取り組んできた業務改善を更に進め、情報システム再構築の前提となる業務設計への取り組みとIT基盤整備を連動して進めるため、ITソリューションオフィスと業務改善推進部を統合し、業務設計部を設置する。
