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プロロジス/「プロロジスヨーロピアンプロパティーズ」ユーロネクストに新規上場

2006年10月02日/物流施設

プロロジスは9月27日、「プロロジスヨーロピアンプロパティーズ」(プロロジスが組成したプライベートファンド)の普通ユニット(ユニット=持ち分)を、ユーロネクスト・アムステルダム証券取引所に新規上場(IPO)し、ユーロリストにPEPRの記号での登録が完了した。

9月21日の時点で、当該普通ユニットは14.35ユーロで価格づけされており、その結果、PEPRの時価総額は約27億ユーロとなった。IPO前のユニット保有者からの売り出しの対象となる普通ユニット数は、4,530万ユニットであった(売り出しを行うユニット保有者によるオーバー・アロットメントのオプション行使前)。

その結果、浮動ユニットは(オーバー・アロットメントのオプションを除く)、許認可後の発行済PEPR全ユニットの約29.5%に相当する予定である。IPO時点において、普通ユニットの売主は売却代金を受領した。なお、PEPRはこの度の上場に新規資金調達はなかった。

プロロジスは、上場以前からのユニット保有者から、その保有期間における投資利回り(IRR)を基準とした実績報酬を受け取る権利を有する。

当該報酬の計算は、上場後30日間の普通ユニット価格の平均値を使用して計算され、上場時点において、プロロジスは5,350万ユーロ相当額の新規普通ユニットを受け取った。なお、当該価格の計算は、ルクセンブルグの会計基準に基づき、1ユニット当り13.61ユーロをベースに算出している。

当該実績報酬の金額は、2006年6月30日において、その時点の全ユニット保有者の投資利回りが、実績報酬判定利率である12%を上回っており、その超過部分の約20%に相当する。当該実績報酬相当の普通ユニット受け取り分も含めて、プロロジスの上場時点でのPEPRの持ち分は、約24%となり、2006年6月30日時点での20.6%より増加している。

実績報酬は、上場後30日間の普通ユニット価格の平均終値を使用して最終確定され、報酬額の調整が行われる。当該実績報酬は、会計上、第4四半期に認識されるが、従来発表してきた2006年度の事業収益及びファンズ・フロムオ・ペレーション(FFO)の見込み値には含まれていない。

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