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中国法人北京近鉄/北京鉄道貨物駅事務所を北京駅構内に開設

2006年10月16日/国際

(株)近鉄エクスプレスの中国における現地法人の北京近鉄運通運輸有限公司(以下:北京近鉄)は、鉄道による中国国内の配送業務を強化するために、北京駅構内に専用事務所、「北京鉄道貨物駅事務所」を開設、来る10月16日から営業を開始する。

北京近鉄では、ことし8月より、米国系大手プリンターメーカーの上海工場から中国国内全土に向けての配送業務取り扱いの内、華北エリア向けの輸送業務の取り扱いを開始している。

取扱商品に関しては、プリンター、消耗品、PC、サーバー、並びにその周辺機器等、多品種に及び、輸送手段(方法)も陸上輸送、航空輸送に加え、鉄道輸送を取り入れるなど、出荷の緊急度や物量に応じた輸送サービスの提供を開始した。

特に、上海から北京を経由して華北エリアへ配送する貨物の需要は高く、上海―北京間の一日の鉄道による輸送量は最大で300m3にまで及んでいる。

また、輸送貨物を鉄道からトラックへ積み替える北京駅では、社員6名が交代で勤務するなど鉄道輸送に対処してきたが、作業効率の向上、今後の人員増員への対応を考慮した結果、北京駅構内に専用荷捌スペースを確保し、併せて専用の事務所を開設することになった。

当面は社員2名が常駐し、業務全般を管理すると共に、5~10名の荷役作業者を常時配置する。

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