セイノーホールディングスは3月28日、4月からスタートする新3か年中期経営計画を策定した。
現行の中期経営計画では、輸送事業で過当競争による運賃低下、燃油価格の上昇などによるコストの増加、自動車販売事業では国内市場の縮小による新車販売の低迷の影響を受け「十分な成果が得られなかった」。
これを受けて新中期経営計画では、CS向上のために「量から質へ」の転換を図り、グループの企業価値向上に努める、としている。
具体的には、全国輸送ネットワークと一体となった物流ワンストップサービスの提供を通じ、ロジスティクス事業の拡大を図るとともに、幹線輸送のダイヤグラム化を実施し「輸送の選択肢の拡大・定時定配による安心・お届け時間の見える化」を提供する。
また、ターミナル機能の強化、作業効率の向上、配達精度の向上に取り組む。
業績目標としては、最終年度の2011年3月期に売上高4760億円(08年3月期見込みは4470億円)、営業利益143億円(同100億円)を目指す。
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セイノーHD/新中計策定、「量から質へ」転換図る
2008年03月31日/3PL・物流企業
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