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日本レップ/神戸、名古屋で物流施設開発着手

2006年10月20日/物流施設

(株)日本レップは、兵庫県神戸市東灘区で、2007年2月に大型の物流拠点「J-REPロジステーション神戸」の開発に着手する。同施設は西宮市鳴尾浜、大阪市住之江区に次いで、日本レップの関西第3号案件。

新拠点「J-REPロジステーション神戸」は、公簿面積29,113m2に、地上4階建・鉄骨鉄筋コンクリート造、延床面積75,049m2のマルチテナント型(複数企業向け)施設として、07年2月に着工する。

総事業費としては110億円を見込んでおり、日本レップの開発物件の中でも最大級の大型物流拠点として、関西圏における陸海空の物流事業の活性化による輸送需要の取り込みを目指す。

同施設の所在する神戸市東灘区は大阪港と神戸港の2港をカバーする物流拠点として好立地。施設の特長は、1階と3階に荷積み/荷降ろしスペースを設けることで、調達輸送先からなるべく早く多数の出荷先へ荷物を振り分け、配送業務を行う通過型センター機能と、大量・多品種に仕入れられた商品を一旦保管して、必要に応じて少量多頻度に出荷できる在庫保管型センター機能の両特性を実現している。

一方、愛知県の「J-REPロジステーション愛知三好」の開発にも着手する。着工は2006年11月、竣工は07年3月を予定していえう。施設は日本レップの愛知県進出第一号案件で、中部圏における戦略的な施設となる。

所在する愛知県西加茂郡三好町は、東名高速道路東名三好ICに程近く、物流ニーズが高い企業が集積する豊田市近辺に向けた配送拠点として好立地。施設は北港運輸(株)(大阪市此花区)のテナント入居が既に決定しており、同社の要望に応じた立地、設備を有する専用物流施設を、日本レップが企画・建設・運営し、北港運輸に賃貸するタイプの物流施設となる。

公簿面積6,899m2、延床面積は6,722m2、地上4階建(倉庫部分地上3階建)・鉄骨造の予定。

日本レップは、今回2件の開発の着手により、全国計20拠点の取得・開発物件の構築に到達し、20ヶ所の合計延床面積は約43万m2、東京ドーム約9個分となっている。

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