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日本レップ/福岡・箱崎ふ頭に大型物流施設2棟を竣工

2008年03月25日/物流施設

日本レップは3月24日、福岡県福岡市東区の博多港に接する箱崎ふ頭に「J-REPロジステーション福岡」を竣工したと発表した。また、同じ箱崎ふ頭に都市デザインシステムが建設中の「J-REPロジステーション福岡II」を、3月27日の竣工と同時に取得する。
「J-REPロジステーション福岡」は、敷地面積1万3400平方メートル、延床面積2万6744.52平方メートル、地上4階建・鉄筋コンクリート造で、1階に荷積み・荷降ろしの両面スペースを設けることで、汎用性の高い仕様を目指した。竣工と同時に福岡倉庫がテナント入居する。
「J-REPロジステーション福岡II」は、敷地面積2万7371.86平方メートル、延床面積4万4135.77平方メートル、地上4階建・鉄筋コンクリート造一部鉄骨造で、シングルユースから最大4テナントまでのマルチテナントニーズに対応。1階両面にトラックバースを設け、汎用性を確保した。
両施設の合計延床面積は7万880.29平方メートル。日本レップは、両施設について建築物の環境性能を総合的に評価するCASBEE格付けのAランクを建築環境・省エネルギー機構に申請しており、環境対策を強化している物流事業者や荷主企業のニーズに配慮している。
箱崎ふ頭は港湾施設、食品加工団地、流通センターなどが整備されており、このエリアにJR貨物の臨海線が隣接、高速道路の出入り口ランプ2か所が直結していることから、鉄道、九州自動車道などの陸上輸送、福岡空港を経由した航空貨物便利用の空路輸送にも対応可能で、複合一貫輸送に適している。
日本レップでは、2月に九州進出第3号案件として、佐賀県鳥栖市で「J-REPロジステーション鳥栖」の進出計画を発表。さらに「九州経済圏の活性化に物流面で寄与するため、今後とも新たな用地取得および開発計画を積極的に推進する」としている。
■施設概要
施設名称:J-REPロジステーション福岡
所在地:福岡県福岡市東区箱崎ふ頭
設計・施工:大成建設
構造・階層:鉄筋コンクリート造4階建
敷地面積:1万3400平方メートル
建物延床面積:2万6744.52平方メートル
着工時期:2007年6月1日
竣工時期:2008年3月14日
施設名称:J-REPロジステーション福岡II
所在地:福岡県福岡市東区箱崎ふ頭
設計・施工:竹中工務店
構造・階層:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造4階建
敷地面積:2万7371.86平方メートル
建物延床面積:4万4135.77平方メートル
着工時期2007年6月19日
竣工時期2008年3月27日

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