ヤマトグループのヤマトロジスティクス（株）と郵船航空サービス（株）は、ことし5月に発表した戦略的業務提携の基本合意に基づき、協定書（「共同積荷に関する協定書」）を締結し、10月23日より、共同混載を開始する。
この共同混載実施は、基本合意の主要事項のひとつで、両社は、混載システムのEDI化をはじめとする対応準備が完了したため、運用を始めることとした。
第1フェーズとなる今回の共同混載は、成田国際空港発の12の仕向地を対象とし、10月23日から世界6都市（北米向2、欧州向2、アジア向2）へ向けて運用を開始し、11月には5都市（北米向2、欧州向2、アジア向1）、2007年1月には1都市（アジア向1）について開始する。
第2フェーズでは、中部国際空港発、関西国際空港発の共同混載を2007年1月より開始する予定で、順次、共同混載の仕向地を増やしていく。
さらに、両社の混載システムのEDI化により、予約業務・混載仕立業務の標準化、精算業務の簡素化と輸送関連情報の共有化を図りつつ、効率的でより高度な輸送品質の提供を目指して、ULD対応を積極的に推進する。
