大日本印刷（株）は、東京におけるICタグ関連ソリューションの展示・体験施設「ICタグ実験工房」を東京都品川区に移転し、展示内容の充実や実験スペースの新設を行い、10月30日にリニューアルオープンする。
ICタグ実験工房は、顧客企業がICタグの基本機能を把握し、機器・サービスの両面でシステム導入を検討できる、ICタグに関する総合ショールーム。
東京のICタグ実験工房に、これまでのICタグ関連のデモシステムや各種開発機材の展示スペース、商談スペースに加え、顧客企業が管理したい実際の製品等にICタグを貼り付け、読み取りテストなどが行える実験スペースを新設した。
主な内容
「展示スペース」
・基本・導入ソリューション
ICタグの実物を使って基本的な機能を紹介するとともに、実際に稼動しているソリューションを紹介し、ICタグの導入イメージを顧客企業に把握していただくコーナー。
各種ICタグサンプル（13.56HMz帯、2.45GHz帯、UHF帯、アクティブタグ、温度センサータグ）、各種実証実験への取り組み事例、トレーサビリティシステム、オンデマンドICタグラベルシステム、電波ポスター（ICタグを使った携帯電話向け情報配信サービス）、キッズインフィール（塾・学校向け登下校情報配信サービス）など。
・店頭ソリューション
スーパーマーケットや小売店などの店頭におけるICタグの利用方法を紹介するコーナー。
マーケティングシェルフ（ICタグ読取機能付商品棚）、ナビゲーションカート（ICタグ読取機能付ショッピングカート）など。
・バックヤード向けソリューション
製造や流通の過程での各種管理業務におけるタグの利用方法を紹介するコーナー。
スターターキット（物品管理システム・パレット管理システム）、チェッキングカート（ICタグを使った検品・棚卸作業用カート）、ゲート式リーダーなど。
・オフィス向けソリューション
企業内での各種管理業務におけるICタグの利用方法を紹介するコーナー。
重要書類管理システム、ユニフォーム管理システム、スターターキット貸し出し管理システムなど。
「実験スペース」
・各種ICタグやICタグリーダーを取りそろえており、顧客企業が管理したい実際の製品等にICタグを貼り付けて、読み取りテストなどを行うことができる。ICタグを利用したソリューションの導入に向けて、さまざまな実験ができるスペース。
所在地：東京都品川区西五反田3丁目5-20DNP五反田ビル2F
