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UPS/2006年第3四半期にアジア太平洋地域の輸出取扱量15%増

2006年10月25日/未分類

UPSは、アジア太平洋地域での2006年第3四半期の輸出取扱量が15%近い成長を達成したと発表した。また、日本での輸出取扱量は15%近く増加した。

同社では、世界全般の小口貨物取扱量が5%増加し、国際小口貨物部門の取扱量が19.9%増加したことにより、好調な増収増益を達成した。

UPSのアジア太平洋地域社長ケン・トロックは、「この好調な業績は、UPSのアジア太平洋地域における存在感の高まりを裏付けるものです。アジア域内の貿易はまだ開発の余地が多分にあり、UPSは国際進出を目指すアジアの企業に選ばれるパートナーとなることを目標としています。」と述べている。

この2006年第3四半期にUPSは、アジア最大の成長市場2つにUPSサービスの取扱店を開設し、この地域におけるプレゼンスをさらに拡大した。中国での業務拡大とUPSブランドの確立に向けた戦略的プログラムの一環として、上海中心部にUPSエクスプレスセンターを開設。

このセンターは、UPSの中国初となる自社運営のUPSサービス取扱店となり、UPSはインド北部の都市ニューデリーに国内2店舗目の、企業向けサービス全般をワンストップで提供する「The UPS Store」(UPS運営のビジネスコンビニ)を開設。国際部門における主な成果のひとつとして、UPSはPoste Italianeとの新たな提携も発表した。これは5年間契約となっており、UPSはPoste Italianeの国際エクスプレス輸送を行う。

世界全体では、2006年9月30日を末日とする当四半期の連結売上高は10.5%成長し、希薄化後1株当たり利益は11.6%増の0.96ドルに達しました。また小口貨物部門の取り扱い量は1日あたりの取扱量が72万1000個増加した計算になる。

さらに、フォワーディング・ロジスティックス事業の収益性の向上に取り組んでおり、同事業部の営業外費用を20%削減すると発表した。

UPSの会長兼最高経営責任者(CEO)マイク・エスキューは「UPSは自信を持って前進を続けています。小口貨物事業はすべてのセグメントで好調であり、サプライチェーン事業については業績を改善するため必要な作業に着手しています。」と述べている。

輸出取扱量は13.6%増加しました。LYNXExpress社の買収が貢献し、米国以外の国内集配の小口貨物取扱量は24.2%の増加を達成した。

連結業績第3四半期
売上高116.6億ドル
営業利益15.8億ドル
1日平均取扱量1510万個
希薄化後1株当たり利益0.96ドル

今後の見通し
UPSの最高財務責任者(CFO)スコット・デイビスは「サプライチェーン/フレート部門での業績は期待を下回りましたが、通年では、なお希薄化後1株当たり利益を約11%拡大できると考えています。第4四半期には、国際輸送と米国ホリデーシーズン関連の輸送が堅調とみられることから、小口貨物が優れた実績を挙げると予想しています。また、サプライチェーン/フレート部門の業績も、第3四半期からある程度改善されると期待しています。」と述べている。

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