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三井物産/メキシコAltamiraLNG受入・貯蔵・ガス化ターミナルの商業運転開始

2006年10月30日/未分類

三井物産(株)、Shell(英蘭)、Total(仏)が出資参画したメキシコAltamiraのLNG受入・貯蔵・ガス化ターミナル(メキシコ東海岸Tampico市近郊)は、2006年9月30日に商業運転を開始した。

同ターミナルは、現在300百万立方フィート/日のガスをメキシコ電力庁CFE向けに供給中で、2007年1月からは500百万立方フィート/日へと供給量を増やす計画となっている。

メキシコは、現在米国から地上パイプラインで天然ガスを輸入しているが、今後の電力需要の伸びに伴う国内消費増加への対応及び天然ガス供給源の多様化が急務となっている。

本基地は、メキシコ湾岸沿い並びに内陸部へのガス供給網の要衝に位置し、メキシコ湾岸に位置する基幹ガスパイプラインに繋ぎ込まれ、周辺地区発電所へのガス供給拠点として大きく期待されている。

本件は中南米初のLNG受入ターミナルとして、2003年に建設を開始し、スケジュール通りに完工した。

事業概要
事業主体:Terminal de LNG de Altamira,S.deR.L.deC.V.
出資比率:Shell50%、Total25%、三井物産25%
ガス供給先:メキシコ電力庁CFE
ターミナル主要設備:LNG受入タンク2基、気化設備、パイプライン
LNG受入能力:350万トン/年

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