フェデックスは、年末繁忙期の今年12月18日に、「フェデックス・エクスプレス」と「フェデックス・グラウンド」の一晩当たりの貨物取扱個数が計980万個に達し、同社の最高記録を更新する見込みだと発表した。現在の記録は昨年12月19日の890万個。
同社のフレデリック・スミス会長兼CEOは「当社の創業時の1日186個からスタートして、ついにほぼ1000万個に到達することになった。当日は社史に残る記念日になる。当社国際貨物事業に携わる全従業員27万5000人にとって、画期的なことだ」と話している。
同社の主に小売業者に向けた国際貨物輸送は「フェデックス・フレート」システムを使っており、今年の繁忙期(ホリデー・シーズン)は7月に始まった。秋から冬にかけて扱い量は増え続け、年末にピークを迎えるのだという。
貨物量が最高を記録する背景として同社は、上向きの消費傾向や燃料価格下落を挙げている。(翻訳)