ツインバード工業（株）は、平成19年3月期中間決算短信（連結）の経営戦略で、4期続けての損失計上の対策として、商品の企画・開発から生産・品質・納期管理までの一連の業務を一貫して管理するため、クリーナー部門において開発生産体制の一元化をおこなう等、業務の効率化と責任の明確化を進めて行き、中国の生産拠点については、生産委託先工場の絞込みをおこない、事業パートナーとしての関係の強化を図る。
さらに、品質管理体制の改善のため、中国における検査体制の再検討をおこなうと共に、物流のあり方についても、現地拠点の設置の検討をおこなうなど、物流・検査業務の効率化を図り、生産体制も一部商品の国内（社内）生産体制を再構築し、中国生産とのバランスをとりつつ、物流・検査・在庫コスト等の低減及び為替リスクの低減を図るとしている。
会社の対処すべき課題でも、生販の連携を強化することにより「在庫は売り切る」考えを徹底し、不要在庫の発生を防止する体制を作り、国内物流システムの見直し・改善による物流コストの削減、中国の生産委託先工場の絞込みと、事業パートナーとしての関係の強化、中国物流体制の見直し等を挙げている。
