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アルプス物流/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月13日/国際

(株)アルプス物流の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

売上の拡大に向けて、引き続き、物流運用技術の向上、システム化の推進など現場力の強化を図るとともに、多様化する顧客ニーズに適した物流サービス商品の開発やグローバルな物流体制の整備・拡大を進めた。

中国は、中国内のトラック輸送の長距離ネットワークの拡大に取組み、自社運行体制による高品質な輸送サービスの充実を進めた。また、昨年11月に設立した上海アルプス物流国際貨運代理有限公司では、支店展開を推進するなど事業体制、営業機能の整備・強化を図った。

北米は、ことし1月よりアルプス・ロジスティクス・メキシコが事業を開始し、倉庫業務を中心に受託拡大を図っている。

事業の種類別セグメントの概況
国内物流事業
電子部品物流分野は、電子部品業界が薄型テレビや携帯電話向けの需要を中心に比較的好調に推移する中、顧客の物流合理化に伴うアウトソーシング・ニーズを捉えた拡販を進め、運送、保管業務とも売上を伸ばした。

消費物流分野の(株)流通サービスは、生協を始めとする顧客の物流ニーズに対応した拡販活動によって、個配・流通加工を中心に売上を拡大した。

この結果、当セグメントの売上高は18,713百万円(前中間期比8.7%増)、営業利益は1,652百万円(8.8%増)。

国際物流事業
顧客のグローバルな物流ニーズがますます高まる中、引き続き、フォワーディング事業の強化や、中国を中心とした拠点・ネットワークの拡充を推進し、特に海外法人で売上を拡大した。昨年設立した上海とメキシコの新法人2社も順調に立ち上がり、売上の増加に寄与した。

この結果、当セグメントの売上高は7,012百万円(16.2%増)、営業利益は1,037百万円(17.7%増)。

商品販売事業
包装資材および成形材料の商品販売事業は、国内での拡販に加え、中国でも、顧客の資材調達ニーズに対応した販売活動を進め、国内外それぞれで売上を伸ばした。

この結果、当セグメントの売上高は4,081百万円(11.8%増)、営業利益は134百万円(4.7%増)。

以上により、当中間期の連結業績は、売上高で29,807百万円(10.8%増)となり、営業利益は2,824百万円(11.7%増)、経常利益は2,914百万円(15.7%増)、中間純利益は1,589百万円(25.4%増)。

通期の見通し
物流サービスの基盤となる現場力の強化を図るとともに、これまで蓄積された物流技術とノウハウを活用した物流商品の開発、グローバルな物流ネットワークの整備・拡大を進め、拡販を行っている。

平成19年3月期の業績見通しは、売上高59,100百万円(6.5%増)、営業利益5,650百万円(4.8%増)、経常利益5,750百万円(6.1%増)、当期純利益3,040百万円(6.8%増)を見込んでいる。

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