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杉村倉庫/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月20日/未分類

(株)杉村倉庫の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

当中間期の営業収益は不動産賃貸業収益は減少したが、運送業収益が増加したので55億9百万円(前年同期比6.0%増)となった。営業費用は賃借及び使用料、減価償却費は減少したが、作業費などの他、販売費と一般管理費が増加したので、営業利益は5億4千4百万円(14.3%増)となり、経常利益は、4億8千万円(22.0%増)。

特別損失に大阪市港区で行っている倉庫の建替にかかる解体、除却損8千6百万円を固定資産処分損として、また、裁判判決による賃貸料の値下げ額4千7百万円を過年度賃貸料減額損として計上したので連結中間純利益は1億8千9百万円(前年同期は減損損失計上により15億4千2百万円の純損失)となった。

事業の種類別の概要
倉庫業の貨物入出庫高は、食料工業品、雑品は増加したが、農水産品、雑工業品、紙・パルプの減少により41万4千トン(8.0%減)、金額では電気機械、食料工業品は増加したが、雑工業品、農水産品の減少により886億円(1.4%減)。

期中の平均保管残高は農水産品の増加により7万7千トン(2.6%増)となり、金額では154億円(1.2%増)。貨物回転率はトン数で44.0%(49.6%)金額で48.0%(49.2%)。

このような状況により、低温保管を主とする農水産品の在庫量の増加で保管料が増加し、荷捌・配送貨物の取扱の増加もあって、倉庫建替による保管面積減少にも関わらず当部門の外部顧客に対する営業収益は28億7千8百万円(1.8%増)。

運送業では、新規貨物の集荷や、一部荷主の取扱量の増加により取扱数量は増加となった。燃料費などが値上がりする中、運送料金は厳しい状況であったが、当部門の営業収益は22億5百万円(14.4%増)。

不動産賃貸業、その他の事業(省略)

今後の見通し
保管、流通加工業務と配送の組み合わせ、荷主と一体となる情報ネットワ-ク活用によるより充実したサ-ビスの提供など荷主ニ-ズに的確に対応し、積極的な営業活動と共に設備の更新、環境への配慮や業務の効率化に努め、通期予想として、現時点では営業収益110億円、経常利益8億7千万円、当期純利益4億円を予想している。

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