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オーナミ/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月20日/未分類

(株)オーナミの平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

引続き好調な造船、プラント機器類や主要取扱い品目である鉄鋼素材の依然堅調な国内需要に支えられ順調に推移したが、顧客企業のコスト低減の要請等により、受注競争激化の傾向が続いており、依然として厳しい状況で推移した。

ことし3月因島事業所に導入した場内運搬用200トン油圧式自走台車の本格的稼動、また5月には堺事業所に重量梱包分野の強化のため150トントラッククレーンを配備するなど設備の増強を図るとともに、受注活動に鋭意邁進し、新規得意先の開拓にも積極的に取り組んだが、当中間期の営業収入は44億91百万円と前年同期比2.4%減収となった。

利益面には、厳しい料金競争に加え燃料費の高騰による影響があったものの、不採算事業所の廃止、業務の効率化や一層の経費削減等により、経常利益は1億49百万円と1.4%増益。中間純利益は、長洲事業所の総合事務所建設に伴う旧事務所の除却による特別損失12百万円を計上したことにより73百万円。また、前中間連結会計期間には土地、建物の売却益等の特別利益2億38百万円を計上したため、前年同期比では63.1%の減益。

業種別の概況
倉庫業、港湾荷役作業は、鋼管、厚板、ステンレス線材等の荷役保管作業が引続き順調に推移したほか、輸出用シールド掘進機、プラント機器等の船舶への積込み作業、発電設備の据付作業等を受注し、その収入は17億88百万円(3.4%増)、陸上輸送業は、発電設備、LNG船用アルミ板、各種環境機器類等の輸送を着実に受注したが、長びく公共投資抑制等により大型貨物の輸送量が落ち込んだため、収入は12億53百万円(3.3%減)。

海上輸送業は、自社船の効率配船により国内輸送は好調に推移したが、輸出入を伴う国外輸送の減少
等により、その収入は11億10百万円(9.5%減)、梱包業は、重量梱包分野を強化したことにより、その収入は1億99百万円(36.8%増)。

通期の見通し
倉庫の増築による保管能力の向上や、設備の増強による作業効率化、低燃費車両へ更新等、企業戦略を充実強化し、また、配車システム、倉庫管理システムの活用等により一層のコスト削減を図り、業績の向上と経営の安定に全力を尽くし、通期の業績見通しは、売上高87億円、経常利益2億80百万円、当期純利益1億20百万円を見込んでいる。

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