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杉村倉庫/売上5%減、営業利益9.8%減

2010年01月29日/3PL・物流企業

杉村倉庫が1月29日に発表した2010年3月期第3四半期業績によると、売上高76億5000万円(前年同期比5.0%減)、営業利益6億9700万円(9.8%減)、経常利益5億4700万円(15.7%減)、当期利益2億5900万円(15.5%増)となった。

主力の倉庫業をみると、輸入雑貨、医療機器などの取扱が増加した反面、コピー機械類、米、大豆、オートバイ部品等の取扱が減少したので、保管料収入が減少した。

これまでの倉庫事業グループから不動産賃貸事業グループに変更した営業倉庫物件の売上が、保管料収入から賃貸料収入へと変更されたこともあって、外部顧客に対する売上高は39億100万円となり、3億4900万円(8.2%)の減収となった。

コスト面では下払費用や減価償却費、事業グループの変更による営業費用の減少に加え、本社費用の配賦基準の見直しによる営業費用の減少もあったが、営業損失300万円(前年同期は1億5000万円の営業利益)となった。

運送業では、販売促進用品などの取扱が増加したが、コピー機械類の配送や航空貨物の取扱が減少したので、運送料収入が減少した。外部顧客に対する売上高は27億4800万円となり、2億4900万円(8.3%)の減収となった。

コスト面では賃借使用料が増加しましたが、運送費や人件費、減価償却費が減少したので、営業利益は1億2100万円となり、2500万円(17.5%)の減益となった。

通期の業績予想は、売上高101億円、営業利益9億円、経常利益6億3000万円、当期利益2億8000万円の見通し。

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