杉村倉庫が5月13日に発表した2010年3月期業績によると、売上高103億900万円(前年同期比3.2%減)、営業利益9億4800万円(7.5%減)、経常利益7億2400万円(14.3%減)、当期利益3億6400万円(前期は6400万円の当期損失)となった。
販売費と一般管理費は8億7800万円となって4500万円(4.9%)減少したものの、営業利益は7.5%の減益となった。特別損失に固定資産処分損を3100万円、ソフトウェア仮勘定除却損を3100万円計上したため、当期利益は3億6400万円となった。
倉庫業の外部顧客に対する売上高は52億2700万円となり、前連結会計年度に比べ4億1400万円(7.3%)の減収となった。荷役荷捌費が増加し、100万円の営業損失(1億9600万円の営業利益)だった。
運送業の外部顧客に対する売上高は37億5600万円(4.8%減)だった。コスト面では運送費や人件費、減価償却費は減少したが、賃借使用料が増加したので営業利益は1億8000万円(12.5%減)となった。
来期の業績は、売上高102億円、営業利益8億5000万円、経常利益6億6500万円、当期利益3億3800万円の見通し。