中央物産（株）は、平成19年3月期中間決算短信（連結）の会社の対処すべき課題で、革新的な物流費の削減を掲げ、大幅なコスト削減を図るため最新の物流技術革新を実現する大規模物流センター（伊勢原ロジスティクスセンター）を神奈川県伊勢原市に前期下期より本格稼動し、同センターでは、単に低コスト・高品質の物流を目指すのではなく、省エネルギー設備・低公害車の導入・資源リサイクルなどの環境への配慮、地域社会との共生（障害のある方の雇用創出）などを積極的に進める。
また、同センターの技術を既存センターに水平展開することにより、物流部門全体の継続的なコスト削減を行っていくとしている。
なお、経営成績では、化粧品・日用品雑貨品・医療衛生用品卸売事業について、生産から消費に至る経営管理の共通尺度として全体最適化を推進するためのABM（アクティビティ・ベースド・マネジメント：活動基準原価分析手法）活動を更に発展させて、マーチャンダイジング、ロジスティクス等の中間流通機能の専門性をより深耕する一方、取引先へより強力に差別優位性を有した提案を図るための営業活動ツールであるC-CAP（チュウオウブッサン・カテゴリー・アナライザー・プロ）の導入により、今後の収益性を高めるための施策を進めた。
