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米久/米国産牛肉のテスト輸入へ、トレーサビリティ・システム構築

2006年12月12日/未分類

米久(株)は、米国子会社の業務提携先であるPremium Protein Products, L.L.C.(PPP社)の牛肉に関する生産履歴照会システムを構築するとともに、ジェネティックID(株)の生産履歴認定を受け、米国産牛肉のテスト輸入を実施する。

PPP社は、ネブラスカ州で牛の出生地や誕生月が明確となる生産履歴管理を取り入れた牛肉の生産を行っており、生後20か月以下の牛が特定できるとともに、SRM(特定危険部位)の除去も日本から輸入した脊髄除去装置を使用して日本国内と同様の処理を実施。米国農務省の日本向け輸出基準に基づく安全な牛肉を供給できる、としている。

顧客は、PPP社製品の箱に貼付されている生産ロット番号を使用して、米久のホームページから生産履歴などの情報を取得できる。また、取引先とのデータ交換により、同ロットナンバーの小売ラベルへの印字が可能となり、取引先のホームページ上で生産履歴などの検索ができるようになる。これにより、消費者は米久のホームページだけでなく、取引先のホームページからもPPP社製品の生産履歴を検索することが可能となる。

ジェネティックIDによる生産履歴認定概要
認定名:トレースバック認定(TBC認定)
被認定者名:米久(株)
被認定施設名:PPP社ヘイスティングス工場(ネブラスカ州)
認定内容:①出荷される製品の処理施設、肥育牧場、繁殖育成農場までの記録のトレースバックシステム②月齢管理手順③特定危険部位の除去手順、除去管理記録・除去施設実地検証④動物由来飼料(牛脂、血粉、肉骨粉など)の不使用

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