LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

韓国ソンド市/大規模開発進行

2006年12月20日/未分類

ソウルの南西64キロ地点のソンド(New Songdo City=NSC)開発プロジェクトが、国際ビジネスのハブ化を目指して急ピッチで進められている。

ソンド・プロジェクトは、米国の不動産デべロッパーであるゲール・インターナショナルの現地法人「ゲール・インターナショナル・コリア」と韓国鉄鋼大手POSCOの関連会社「POSCOエンジニアリング&コンストラクション(E&C)」のジョイントベンチャー。用地は1500エーカーで、海岸部を埋め立てて建設する大規模都市計画となっている。

開発が始まったのは2004年で、完成は2014年の予定。投資額は計250億ドルに上る。計画によると、ソンドは職住接近型の国際コミュニティーを想定しており、国際ビジネス地区、100エーカーの公園、インターナショナルスクール、インターナショナル病院、科学・自然博物館などが整備される。国外からの進出企業に対する優遇税制措置も導入予定だ。

また、ソンドは、ロジスティクスおよび金融分野での国際ハブ化を目指している計5万1756エーカーの仁川(インチョン)自由経済圏(IFEZ)の内部に位置。物流、人流面では、現行の仁川港と新設のソンド港を利用するほか、仁川国際空港への連絡橋も2009年に完成予定となっている。

開発の進捗状況について、NSCのジョン・ハインズ(John Hynes)社長は「これまでに、モーガン・スタンレー社を含む主要な国外投資企業や多国籍企業から強い関心を集めている。今後も増えると予想している。中でも、IBM社とボーイング社は、製造および研究開発拠点の施設建設について、前向きに検討中だ」と説明している。(翻訳)

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース