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ミズノ/住友倉庫で専用物流センター整備

2006年12月27日/物流施設

(株)住友倉庫は12月26日、大阪港南港東地区にミズノ(株)専用物流センター計画を発表した。住友倉庫はミズノの西日本配送センター(大阪府東大阪市)での物流業務を受託しており、ミズノからの高度化、効率化の要請に応じる形で、2008年8月をメドにセンター機能を移転する。

新配送センターは、延床面積3万7,000㎡の倉庫に7,000パレット収容の自動倉庫(1万1,000㎡)を併設した大型の物流施設となる。自動倉庫などの最新のマテハン機器や高度な情報システムを導入し、在庫管理精度など機能面でのレベルアップを実現する。建設用地はことし10月に取得していた。

また、ヒートアイランド対策として屋上緑化を施すとともに太陽光発電システムを敷設するなど、環境負荷の低減にも配慮し、建築物総合環境性能評価システムで、「Aランク」の取得を見込む。

同敷地内に一般貨物などを取り扱う営業倉庫を併設し、大阪地区での輸出入貨物の取扱い増に対応する。延床面積1万7,000㎡で、暗証番号によるエレベータ制御の導入などセキュリティ面が充実した施設となる。

施設の概要
敷地面積:3万3,890㎡(1万252坪)
構造:物流センター=鉄筋コンクリート造3階建、併設倉庫=鉄筋コンクリート造4階建
 ※自動倉庫部分は鉄骨造平屋建
延床面積:4万7,784㎡(1万4,455坪)、1万6,753㎡(5,068坪)うち自動倉庫1万403㎡(6階換算)
仕様・設備:物流センター=貨物用エレベータ2基・収容パレット枚数7,000枚、併設倉庫=貨物用エレベータ2基 垂直自動搬送機1基
着 工:2007年3月
竣 工:2008年5月
稼 働:2008年8月


ミズノ専用物流センターの完成予想図

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