住友倉庫/大阪南港に新倉庫、ミズノの物流集約

2008年06月03日 

住友倉庫は6月2日、大阪市住之江区で建設中だった倉庫が竣工、稼働したと発表した。ミズノの西日本の物流拠点として運営する、約4万8000平方メートルの物流センターと、スポーツ用品、書類、家財などを保管する約1万7000平方メートルの併設倉庫で構成される。
物流センターでは、約7000パレット収容の自動倉庫、出荷・棚付け補充を省力化するコンベヤシステム、情報端末を搭載したピッキングカートといったマテハン機器の活用により、作業の大幅な効率化を図る。
新拠点が位置する南港東地区は港湾地区に隣接、阪神高速道路湾岸線の出入口に近く、関西国際空港や大阪市街地へのアクセスにも優れており、配送センターとしての立地に優れる。
国内の物流施設としては最大規模となる発電容量300キロワットの太陽光発電システムを備え、ヒートアイランド対策として屋上緑化を施した。環境に配慮した建築物として、建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)で「Aランク」の評価を得ているほか、日本物流団体連合会の第9回物流環境大賞で物流環境特別賞も受賞。
また、これまで複数の倉庫で取り扱っていたミズノの商品を同倉庫に集約することで、輸送距離を短縮しCO2の削減が図れるとして、物流総合効率化法に定める総合効率化計画として認定を受けている。
住友倉庫グループでは、平成22年度を最終年度とする5か年の中期経営計画に基き、事業の拡大を進めており、4月に竣工した住友倉儲(中国)有限公司の上海新倉庫(約3万8000平方メートル)に続く、今年度2拠点目の大規模物流施設となる。
同社では「これを契機として、中期経営計画の重点テーマである配送センター業務、アーカイブ事業の一層の強化に取り組む」としている。
■南港東倉庫の概要
所在地:大阪市住之江区南港東4-11-50
敷地面積:3万3890平方メートル
構造:物流センター=鉄筋コンクリート造3階建(自動倉庫部分は鉄骨造平屋建)、併設倉庫=鉄筋コンクリート造4階建
延床面積:物流センター=4万7769平方メートル、併設倉庫=1万6638平方メートル
主要設備:物流センター=自動倉庫(スタッカークレーン5基、収容パレット数約7000枚)、コンベヤライン(総延長約1700m)、ピッキングカート75台、荷物用エレベータ2基、乗用エレベータ1基、一部の区画を対象に空調設備、併設倉庫=垂直自動搬送機1基、荷物用エレベータ2基、乗用エレベータ1基、空調設備(4階)、入退室管理システム、監視カメラ設置

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