(株)日立製作所と(株)日立プラントテクノロジーは2007年4月1日、交通システム・産業プラントと流通システム分野の強化を図るため、グループ会社等の事業譲渡(譲受)による再編を行う。
日立プラントテクノロジーの車両保守・検修設備の設計・製造・メンテナンス事業を、日立のグループ会社である日立笠戸メカニクス(株)へ譲渡し、日立グループの交通システム事業の一貫運営体制を確立し、シナジー効果の創出による事業の強化・拡大を目指す。
なお、日立笠戸メカニクスは、2007年4月1日、商号を日立交通テクノロジー(株)に変更する。
今回の事業譲渡により、日立プラントテクノロジーから149名の従業員が日立笠戸メカニクスへ異動し、譲渡事業の売上高は、49億円(2006年度見込み)。
日立笠戸メカニクスは、産業プラントサービス事業、クレーンサービス事業、物流ソフト事業を日立プラントテクノロジーのグループ会社であるサンキサービス(株)に譲渡し、日立プラントテクノロジーグループの産業プラント分野と流通システム分野において、設計、製造からサービスまでのトータルソリューションの提供が可能となる。
なお、サンキサービスは、2007年4月1日をもって、商号を変更する。今回の事業譲渡により、日立笠戸メカニクスから140名の従業員がサンキサービスへ異動し、譲渡事業の売上高は、47億円(2006年度見込み)。