サトレストランシステムズ（株）と（株）フレンドリーは1月12日、10月1日をメドに合併することで基本合意した。店舗の立地に合わせて事業再編を行い、仕入れ、製造、物流など基幹機能を統合、収益力向上を図る。
両社は2005年から有利子負債の圧縮などの財務体質の強化、不採算事業・店舗の撤退などを推進し、強みとする業態や店舗立地にシフト、「多様な顧客ニーズに対応して事業規模・領域を拡大し、成長経営を実現するため、早期に合併することが最善の選択」と判断したもの。
ともに関西を中心に外食事業を展開しているが、合併に伴う合理化、効率化で事業基盤の強化を図る。サトレストランシステムズは、海外調達をはじめ、マーチャンダイジング力の構築に努め、和食ファミリーレストラン「和食さと」など214店舗（200612月末現在）を展開。関東・中部にも拡大している。フレンドリーは、ファミリーレストラン「フレンドリー」のほか「産直鮮魚と寿司炉端・源ぺい」など新業態開発を進め、合わせて132店舗を運営。
合併方式は、サトレストランシステムズを存続会社とする吸収合併方式で、フレンドリーは解散する。
