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凸版印刷/博物館・美術館向け収蔵品管理ASPサービス「Muse Scope Ver1.2」リリース

2007年01月22日/未分類

凸版印刷(株)は、博物館・美術館の収蔵品情報を管理するASPサービスMuse Scope (ミューズスコープ)Ver1.2」(サイトURL http://www.musescope.com)を1月19日にリリースした。

博物館・美術館が保有する膨大な収蔵品の管理業務は、各館ごとにノウハウがあり、その方法は多様なため、専用システムを構築するには、多額の初期投資やそのシステムを運用する専門知識を有した職員が必要であり、財政面・人材面からみて博物館・美術館にとっては大きな課題の一だった。

凸版印刷では、簡易で効率的かつ効果的に、収蔵品資料情報の管理や収蔵品の貸借管理などができる仕組みとして2006年4月に「MuseScopeVer1.0」を販売開始、2006年9月には画像管理機能を強化した「Muse Scope Ver1.1」をリリースし、収蔵品情報管理に必要な機能を拡充してきた。

このたびリリースする「Muse Scope Ver1.2」では、登録した収蔵品情報をインターネット上に一般公開する機能を実装した。

利用者側が登録した収蔵品情報を各情報項目単位で「公開・非公開」と設定することで、外部公開する情報と公開しない情報を柔軟に管理することができる。

公開設定が施されると公開可能な情報のみを対象とした「検索・閲覧ページ」がミューズスコープドメイン上に生成され、自館の公式ウェブサイトとリンクさせることで、一般ユーザーを「検索・閲覧ページ」に誘導するのも可能。

このように、博物館や美術館がこれまで別々に管理していた「内部的な収蔵品情報」と、ウェブサイトを通じた「一般公開用の収蔵品情報」の一元管理が可能になり、収蔵品管理業務の効率化が期待できる。

主な機能
・収蔵品情報(作品名、制作者、技法、材質、寸法など)の検索・閲覧・登録・編集
・収蔵品画像情報の登録・編集・閲覧(拡大閲覧可能)
・1収蔵品への複数画像登録
・収蔵品情報の一括登録・一括出力(CSVデータ)
・収蔵品貸借、来歴情報の検索・閲覧・編集
・収蔵品情報のPDFファイル出力
・収蔵品情報登録作業負荷を緩和する入力テンプレート機能
・権限に応じた機能制限(管理者、学芸員、職員の3つの権限レベルで利用可能)
・管理項目の各種カスタマイズ設定(追加、名称変更、表示非表示)

価格
初期登録料100,000円~、年間利用料960,000円~
※登録管理する収蔵品情報点数別に料金体系を設定
※データ一括登録、収蔵品情報のデジタル化は別途見積

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