米GXS,Inc.は、2006年に「GXSマネージド・サービス」が採用された実績が25社となったことを発表した。
GXSマネージド・サービスは、受発注業務など企業間ビジネス・プロセスの電子化、運用、管理を一括して委託できるサービス。
ハイテク、製造業、小売、消費財などの業界で、国内外の取引先との連携を強化するためにマネージド・サービスを導入しており、企業間電子商取引の強化、国内外の取引先との処理プロセスの自動化の促進、顧客満足度の向上、サプライチェーンでの「見える」化の拡大などに対処することができる。
2006年の主な採用先は、米半導体製造のアバゴ・テクノロジー、米建設資材製造のカーリスレ、米農業・建設用機器のCNH グローバル N.V.、イスラエルのアパレルメーカーのデルタ・ゲリル、米薬局チェーンのドラッグ・フェア、ペプシアメリカ、セインズベリー、スーパーチープオートなど。
マネージド・サービスを採用した企業へのアンケート結果、B2Bネットワーク管理を外部委託する主な動機、利点として「顧客満足度の向上」「企業間電子商取引の拡大」「国内外の取引先との連携強化を達成する」などの回答があったという。
導入企業の成果は次の通り。
運用コスト：平均42％削減
顧客満足度：約39％向上
システム稼働率/可用性：約38％向上
新しい取引先の要件に対する返答時間：約30％短縮
電子商取引に参加する取引先企業の数：約24％増
