(株)杉村倉庫の平成19年3月期第3四半期の業績は、倉庫業が保管料収入に若干の増加はあったものの、荷捌料の減少により42億7千9百万円(前年同期比0.5%減)となり、運送業は運送料、付帯作業料の増加により33億3千8百万円(11.0%増)となった。
連結営業収益は82億7千8百万円(3.9%増)で、営業費用では下払作業費等は増加したが、減価償却費など諸経費の減少もあり、営業利益は8億2千5百万円(6.8%増)。
経常利益は7億1千万円(7.8%増)となり、特別損失に大阪市港区で行っている倉庫の建替えにかかる解体、除却損8千8百万円と、裁判判決による賃貸料の値下げ額4千7百万円を各々計上したので、純利益は2億9千7百万円(前年同期は減損損失の計上もあって13億4千8百万円の純損失)となった。