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富士物流/平成19年3月期第3四半期、増収増益

2007年01月31日/3PL・物流企業

富士物流(株)の平成19年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は、下記のとおり。

同社グループは、平成18年6月に3ヶ年(平成18年度~平成20年度)の中期経営計画を発表し、「3PLのリーディングカンパニーとなる」という長期ビジョンの実現に向け、本計画において、現場力の強化(=人財育成)を中軸に据えた。

「ステークホルダー全てにとってかけがえのない存在となる」ことを目指し、「挑戦・変革・行動」を行動指針として、満足いただける物流サービスを提供し、業容の拡大に積極的に取り組んでいく。
営業収益は、前年同期より16億99百万円増加し、308億48百万円(対前年同期5.8%増)となった。

一般顧客向けの営業収益は、前年同期より9億11百万円増加し、155億82百万円(6.2%増)。大手通販会社(平成17年10月受注)や精密電子部品メーカー(平成17年7月受注)の物流センター運営業務などにより、不採算業務から撤退した影響を上回り、前年同期よ
り増加した。

また、昨年度において連結子会社となったエスアイアイ・ロジスティクス(株)に関しても堅調に推移した。

富士電機グループ向けは、前年同期より7億87百万円増加し、152億65百万円(5.4%増)となり、自販機関係は低調な荷動きとなりましたが、発電変電プラントの海外向けの取扱高が好調に推移するとともに、磁気記録媒体、感光体などの取扱高が国内外ともに増加した。

また、インバーターなどの制御機器の取扱高も堅調に推移した。
営業利益は、前年同期より1億87百万円増加し、6億9百万円(44.5%増)。平成17年11月より稼動させた首都圏の物流センターの倉庫賃借料、減価償却費および新規受注業務に関わる人件費などが増加したが、営業収益の増加、トヨタ生産方式(TPS)による合理化も寄与し営業利益は増加した。

経常利益は、営業利益の増加に伴い、前年同期より1億82百万円増加し、5億87百万円(45.0%増)、四半期純利益は、営業利益の増加に伴い、前年同期より1億41百万円増加し、2億67百万円(111.9%増)。

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