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杉村倉庫/平均保管残高の減少などで売上高6.4%減

2009年05月15日/決算

杉村倉庫が5月15日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は106億7800万円(前年同期比6.4%減)、営業利益10億2600万円(2.0%増)、経常利益8億4600万円(2.0%増)、当期損失6400万円(前期は4億2500万円の当期利益)となった。

倉庫業では、新倉庫での機械類の保管、荷捌、配送が一体となった配送センター業務の取扱は増加したが、米や繊維製品、輸入生鮮野菜等の取扱が減少。貨物入出庫高も新倉庫での機械などの取扱が増加し、全体では113万3000トン(1.3%増)となったが、期中の平均保管残高は7万2000トン(9.4%減)と減少した。外部顧客に対する売上高は56億4100万円(8.9%減)となった。

運送業は新倉庫の本格稼働が前期5月からのため、今期は稼働日数が1か月多く、運送に関する付帯作業は実質増収になったものの、配送拠点間や工場への貨物の移動量が減少したこと、他の引越、移転業務の取扱減少などで売上高は5.2%減の39億4300万円となった。

来期は新倉庫など全物流施設での荷捌の効率化を図り、引き続き保管、流通加工業務と配送の組合わせ、荷主と一体となる情報ネットワーク活用による充実したサービスの提供などを目指すが売上高101億円(5.2%増)、営業利益9億円(12.3%減)、経常利益6億5000万円(23.2%減)、当期利益3億2000万円の見通し。

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