川崎汽船(株)は2月から、コスコン、韓進海運と協調展開しているアジア-中東ガルフ(SMX)サービスの寄港地としてアラブ首長国連邦のアブダビを追加する。2月22日塩田出港予定の「Bay Bridge V.29」から改編する。
これにより、香港からドバイまでのトランジットタイムは1日短縮され12日となり、ドバイからの積換えで対応しているアブダビは香港から13日と、競争力のあるトランジットタイムでのサービスが提供可能となる。
投入船型は2200TEU型で、従来通り4隻体制をとる。アブダビ寄港を加えた新ローテーションは、塩田(木/木)-香港(木/金)-シンガポール(月/火)-ドバイ(水/木)-アブダビ(木/金)-バンダルアバス(金/土)-シンガポール(日/日)-塩田(木/木)。
SMXのほかに川崎汽船が展開しているアジア-中東ガルフサービス(CSG、MEX)は従来どおり運航する。