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オービス/関西に新製材工場、即納体制強化

2007年02月16日/物流施設

(株)オービスは、兵庫県姫路市に木材事業の新工場を建設し、近畿地区で即納体制を強化する。製材機械を含む投資額は25億5000万円で、納入リードタイムの短縮のほか、製材コスト、輸送コストの削減につなげる。

これまでは広島県福山市、愛知県豊橋市の2工場体制だったが、姫路市飾磨区の中島埠頭に新製材工場を建設することで、近畿地区での物流体制を強化する。新工場は敷地面積7万5000㎡、建設面積8000㎡で、生産能力は原木消化ベースで年間34万立方m。平成20年8月に稼動する。

既存工場の隣接港湾に比べ、新工場の隣接港湾では十分な水深が確保できることから、現在利用している木材専用運搬船の最大積載能力を発揮できる。

また、一航海当たりの日数が短縮でき、年間航海数を8回から9回に増加、輸送量で10%増加する。これにより、原木原価の3分の1を占める船運賃の20%を削減できる。

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