(株)ダイフクの平成19年3月期第3四半期連結決算は、物流・配送センター建設需要が寄与し、売上高1565億8600万円(前年同期比15.8%増)となった。
卸売・小売業、運輸倉庫業界など物流・配送センターの建設需要により、大型・中型自動倉庫システムが伸び、物流システム部門の受注高、売上高ともに好調に推移した。
また、アジア地域で自動車生産ラインの搬送システム、エレクトロ業界向けクリーンルーム内の搬送・保管システム事業も伸びた。
しかし、大型案件の一部で「低採算を余儀なくされた」として、営業利益が123億6300万円(6.8%減)、四半期利益77億8100万円(9.3%減)と減少した。