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東芝コンシューママーケティング/生産拠点集約、大阪工場閉鎖

2007年02月19日/未分類

東芝コンシューママーケティング(株)は、冷蔵庫を主体とする白物家電商品の競争力強化を目指し、グローバル市場に向けた商品開発体制と最適生産体制を強化する。

グループ会社であり、白物家電商品の開発・設計、製造を行う東芝家電製造(株)は、冷蔵庫の開発・設計、生産を大阪工場(大阪府茨木市)で、洗濯機、IHクッキングヒーターなどの開発・設計、生産を愛知工場(愛知県瀬戸市)で行っていますが、この体制を2008年3月までに再編する。

大阪工場にある冷蔵庫の開発・設計機能を2008年3月末までに愛知工場に集約し、冷蔵庫と洗濯機で分散していた研究・開発、生産・製造技術開発、品質機能を愛知工場へ集約し、それぞれに培った技術の相互交流により、製造技術・設計・品質の強化を図る。

また、大阪工場で行う国内市場向け冷蔵庫の生産を2007年9月末をもって東芝家電製造(南海)有限公司(中国広東省佛山市)に移管する。

従来から、国内市場向けの中・小型冷蔵庫及び海外市場向け冷蔵庫の生産は中国、タイの拠点で行ってきたが、中国およびタイの生産拠点における好調な生産状況を踏まえ、国内外向け、中・小型から大型までの主力冷蔵庫の生産を中国とタイの拠点に集約することとした。

これにより、国内市場および、今後、成長が見込まれる中国市場をはじめとする海外市場での競争力強化を目指す。

今回の開発・設計機能、生産機能の移管に伴い、2008年3月末を目途に東芝家電製造の大阪工場を閉鎖し、大阪工場に従事する従業員については、愛知工場及びグループ関係会社への異動を予定している。

これにより、愛知工場を冷蔵庫、洗濯機等の白物家電商品の「グローバル生産開発センター」と位置づけ、最先端技術の開発、グローバル市場に向けた商品開発の拠点とする。

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