日本貨物航空（株）（NCA）は3月12日、東京都江東区にNCAコンピュターセンターを開設した。
これまではシステム類の大半を全日空のコンピューターセンターに設置していたが、中期経営計画の骨子として「NCAの自立化」を掲げており、事業インフラの強化を図ったもの。
貨物システムについてはこれまで、全日空と共同で構築、運用してきたが、現在独自に新システム「i-Cargo」の構築中で、「来春早々にも同システムへの切り替えを行う」としている。整備、運航部門も今後、自立化にあわせて独自システムを構築していく。
センターには貨物、整備、運航などすべてのシステムを設置。深度7級の激震にも耐える高い耐震性と厳重な入退出セキュリティなど、安全性に配慮した。
