米国 ローソンソフトウエアは3月19日、製造・流通・保守管理業向けの「LAWSON M3 7.1」アプリケーションを発表した。ユーザーインターフェースを大幅に改良したほか、「サプライチェーン・オーダー」機能を強化するとともに、 業界特化機能を充実させた。
M3 7.1はファッション、食品・飲料、流通業、設備資産集約型企業、製造業向けのソリューションで、スマートクライアントというユーザインターフェイスを導入し、アプリケーションソフトの共有方法を見直した。このユーザインターフェイスが、今後のローソンソフトウエア製品の共通仕様となる。
スマートクライアントはセントラルサーバに搭載、ネットワーク上での配備と管理が容易なアプリケーションソフトで、利用者ごとにカスタマイズとパーソナライズが可能なため、各利用者の画面に最適なツールと情報を表示。ドキュメント、2D・3Dグラフィック、動画なども扱うことができる。
また、新モジュールのサプライチェーン・オーダーは、サプライチェーン内の各オーダーと連動することでサプライチェーン全体の可視性を高めることに配慮。納期や数量の変更があった場合に、自動的にサプライチェーン全体の調整を行う。オーダーネットワーク内の手順変更が自動的に行われ、利用者は、連動しているオーダーチェーンの状況や、納入条件を満たしているかどうかを確認することが可能。
企業のグローバルCTP（納期回答）の必要性にも対応しており、利用者は在庫、調達ニーズ、全体の収容力などに基づいて、オーダーに応じた納品が可能かどうかを分析する。
このほか、業界特化型機能としてファッション業界向けに ファッション･プロダクション･プランニング、業界特化型機能として 需要計画機能を備えた。5月から順次グローバル展開し、日本では9月にリリースする。
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ローソンソフトウエア ジャパン（株）
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