ローソンソフトウエア／ウェブベースのトレーサビリティシステムを発売

ローソンソフトウエアは4月17日、「LAWSON M3トレース・エンジン3.0」の発売を発表した。新製品は、食品・飲料企業による製品品質の向上、食の安全性と品質で発生し得るリスクの回避と対応を図れるよう、また複雑なグローバル・サプライチェーン全体の過程で、企業が原材料、製品の情報追跡プロセスの強化と簡素化を図れるよう支援する。
LAWSON M3トレース・エンジンは独立型のウェブベースのトレーサビリティ・システムで、LAWSON M3エンタープライズ・マネージメント・システム、ローソンソフトウエア以外のERP、農業・食品研究のソフトウエア・システムと連携が可能。
製品の原産地、流通データ、その他の属性などの追跡データを、小売店や規制団体とオンラインで共有することで、食品飲料企業がリスクを管理し、ブランドを保護できるよう支援する。
また、国内外の情報履歴・追跡プロセスの自動化を図ったことで、品質・食品安全管理者が継続的に業務プロセスを改善できる。例えば、ユーザは社内の生産プロセスをリアルタイムに確認し、原材料で発生し得る問題を特定、製品が生産設備から出荷される前に事故や問題を解決することが可能。