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ローソンソフトウェア/米ジェリー・ベリー社にSCM製品納入

2007年11月28日/国際

ローソンソフトウェア・ジャパン(株)は11月27日、ジェリー・ベリー・キャンディー社がローソン製アプリケーション「LawsonM3 7.1」の導入を完了したと発表した。ジェリー社はこれにより、リードタイムが長い製品の管理、複雑なサプライチェーン計画を効率化し、運用コスト削減とカスタマー・サービスの向上を図った。

ジェリー・ベリー社は75種類のフレーバーのジェリービーンズなど100種類以上の菓子を製造。従業員は約600人で、世界35か国で製品を販売している。同社の業務システムはこれまで分散しており、柔軟性の高いサプライチェーン管理と、即時的な意思決定への支援に対するニーズが満たされていなかったが、「従業員が習得しやすく使い勝手の良い直感的」なインターフェースを実装するローソン製の食品業界向け統合エンタープライズ・ソフトウエア・システムに着目した。

ジェリー・ベリー社は2008年度の第1四半期中に、タイで新たな工場を稼動することにしており、LawsonM3アプリケーションは、この工場に搬入される原材料、搬出される完成品の移動を管理する上で、重要な基盤の一部となるとしている。

同社のライアン・シャーダー事業開発部門副社長は「タイと米国西海岸に位置する本社は14時間の時差があり、LawsonM3なしでは製品情報管理は不可能。この情報の可視性の向上は、経営の財務分析にも好影響を及ぼし、各生産オーダに対して標準コストとの変動を瞬時に計算することが可能となった。現在は、月ベースではなく毎日製造現場へフィードバックを行っているため、工程の調整が可能となりコストの変動を解決することができる」と話している。

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