(株)村上開明堂は九州地区における得意先対応強化、および国内事業の拡充・効率化また災害時のリスク分散を目的として九州に自動車用バックミラーの工場を新設すべく、工場用地約37,000㎡を取得する。
同社の国内自動車用バックミラーの生産は、現在静岡地区の3工場(藤枝・焼津・大井川)に集中しているが、昨今の九州地区における自動車増産計画に対応し、国内生産拠点の拡充をはかるとともに、物流効率の向上、災害を想定したリスク分散をはかるため、新工場を建設することとした。
新工場は、得意先へのアクセス、良質な労働力等、立地条件の良い福岡県朝倉市の烏集院(うすのいん)工業団地(福岡県朝倉市烏集院660-1)とし、2008年秋頃の生産開始を予定している。
新工場では、材料投入から組立までの一貫ライン生産を行い、高品質且つ高効率な、ものづくりを目指し、投資総額は15億円、従業員は100名程度を予定している。